パッシブデザイン

自立循環型住宅の設計手法の中に『パッシブデザイン』というものがあります。
パッシブデザインとは、簡単に言うと、建物の間取り・構造・材料などを工夫して、光・熱・風といった自然エネルギーを機械や設備を使用せずに活用することをいいます。
例えば設計する際、その土地と周囲の状況が関係してきます。
周囲が建物に囲まれていると、少しの“空き”の空間がとても大切になってきます。
どこから風が入り抜けていくのか。光はどう入ってくるのかなど・・・
周囲が建物に囲まれていると、少しの空きの空間がとても大切になってきます。
こういった周囲の環境を読込みつつ、設計を進めていきます。
これもひとつのパッシブデザインだなぁと。。。
他には、庇を出して、夏季の日射侵入を抑えたり、蓄熱効果のある材料を使用したり…
具体的にはもっと奥が深いので、今回はこのへんで。。。
パッシブデザインではないのですが、住まいの省エネでは『高効率家電を選ぶ』もひとつの手法です。
家電製品を検討する際、注目したいのが、“APF”(年間のエネルギー効率を数値で表したもの)の数値です。
数値が大きいほど省エネな製品です。
性能(APF数値)が良い方が、少しのエネルギーで使用できます。
例えば冷蔵庫の場合、小さいから電気代が安く、大きい方が高い。という訳ではないそうです。
大きい方がよく売れ、研究も進んでいて性能がいいそうです。
逆に小さいものは性能を良くすると価格が高くなり、売れにくくなってしまうということです。
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m.shirota