その土地のちょっと先まで

先日の見学会では猛暑の中たくさんの方にご来場頂き、
ありがとうございました。

最近土地探しで迷われており、ご相談頂くことが増えているように思います。
不動産広告などですと「土地の坪数」とか「駅まで何分」とか数字に表すことができる情報が多いように思います。

でも「良い土地」の決め手ってどこを見て判断すれば良いのかな?
と思われている方がほとんどかと思います。

私達が土地を見て確認するのは、上下水道などのインフラなどの基本はもちろん
住宅地図や法規、周辺の区割り、どんな間取りが実現できそうか?なども合わせて確認し、

「ここは将来建物は建ってこないから土地は小さいけど大きい窓が取れそうだ」とか

「今は周りが開けているけど、後々建て込んでくる可能性があるかな」とか

「この道路沿いは風の通り道になりそうだから、ここから風を室内に入れよう」とか

「大きな庭を作るのは面積的に難しいけれど、近くの緑を借景にすれば気持ちの良い家が作れそう」とか
その土地そのものから周辺まで、少し視野を広げた、もうちょっと先までを見ていきます。

先日の構造見学会のお家もそのような感じで土地を見て、コンパクトな土地ですが、
大磯の豊かな自然や周辺の良いところを取り込んだ計画になっています。

まだブルーシートがかかっているので分かりづらいですが、

道路を挟んで北側の立派な松の木は活かしたいなとか


周辺土地の性格上高い建物は建てられないし、道路なりに上がっているこの土地からは遠くの山並みまで見渡せそうだなとか


お隣さんの庭がとても素敵だから少し借景で使わせて頂きたいな。
でもお隣さんのプライバシーにも配慮しなきゃとか

その土地のちょっと先までを見ることで、数字には出てこない、
たくさんのメリットや気をつけなければならないことを知ることができます。
土地を見る際にはそこでの暮らしを想像して「ちょっと先まで」見てみれば、
色々な新しい気づきが見つかるかもしれません。

この土地気になるけどどうかな?
この土地だと自分たちの希望の暮らし方ができるかな?
など、ご相談は随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

高宮