住まいの『色』

先週お引渡しさせて頂きました藤沢の現場です。

着工前後のタイミングで、コーディネートのお打合せといい、サッシや屋根、外壁、内部の仕上などの主に色決めのお打ち合わせ
サンプルや施工写真を見ながら進めていきます。

建物の雰囲気から、落ち着いた無垢の材質にも合い飽きの少ない、あまり色が協調されないものをお勧めしておりますが、
アクセントで色を入れたいというご要望もあります。

こちらのお家は、まず玄関戸の色を『赤』にされたいというとご要望があり、そこから他の部分を決めていきました。
木部の塗装(格子や破風)や、バルコニーの鉄骨手摺も合わせて赤にしました。
『赤』と一言で言っても1色のみではないので、色見本帳などを見ながら、派手すぎず・地味すぎず〝ちょうどいい赤”を決めていきます。

外壁はの色は白です。白も色々あり、アイボリー系だったり、グレーなど少し色が入っているものもありますが、
今回は『真っ白』にし、アクセントの赤がより引き立つようにしました。
アクセントカラーがある事によって、その家の個性が出ていいですね。

室内も、無垢の木に合い、自然素材を生かせるよう、床は無塗装、壁・天井は白がほとんどですが、水廻りのタイルや襖紙でアクセントに色を入れる事ができます。
今回は襖紙を『からし色』にしました。押入と玄関ホールから入る建具(襖)に貼りました。
派手そうに感じますが、実際見てみると、違和感無く、和室に馴染んでいて良かったです。

代田