今週お時間頂いて、新建新聞社主催の「長期優良経営のためのリスク対応セミナー」に参加してきました
内容は、建物（雨仕舞い）と法務（消費税増税）の２本建て。
建物瑕疵の中で多くを占めるのが、雨漏れです。
その中でも、屋根より、壁からの雨漏れが多いのは、住宅会社では良く知られているところです。
それだけに重要なのが、施工＋材料と考えられます。
今では、通気工法が当たり前になってきており、壁からのリスクは大分軽減されていると思います。
サッシ施工には、透湿防水シートと防水ﾃｰﾌﾟを併用して使うのですが、相性が悪い物同士を使うと、水漏れの原因になると聞いてはいましたが、実際デュポン（通気防水シート 通称ﾀｲﾍﾞｯｸと言われますがデュポンの商品名です）と防水ﾃｰﾌﾟの先駆的メーカーの日東電工の方のお話は、とても興味深いものでした。
実験により検証され、実際に相性が悪いと雨漏れの原因になるとはっきり分かりました。
当社では相性の問題が出てから、防水ﾃｰﾌﾟにはアクリル防水ﾃｰﾌﾟを使用しています。
どの透湿防水シートととの相性も良く、先日１０年前のお宅のサイディング張り替えでも問題無く
機能していました。
ただ問題が無いわけではなく、 間違えた施工をしなければ大丈夫だと思います。
今回サッシ廻りの問題点の疑問が解決できました。
数あるセミナーに色々行きますが、各メーカーさんの企業努力や実験結果など聞けて
今回はとても有意義なセミナーでした。
また機会が有れば参加したいと思います。
