段取り八分というけれど・・・

まだ梅雨が明けないで、なんかモヤモヤする日が続きますね。
監督にとって梅雨の時期は、とても憂鬱な時期でもあります。
例えば、上棟日を設定して前日のお昼までは出来そうでも、夕方になり天気が変わっていたり・・・
そうなると中止の手配が大変です!施主さまに連絡取り、大工さんや足場屋さん、
材木屋さん、その他上棟後のに入る材料や、サッシ、屋根屋さんなどなどに中止を伝えます。
次の日にスライドして上棟できればよいのですがそうもいきません。
各職人さんも次の日などに自分の現場が空けれない場合もありますし、重機も埋まっていたり・・・
また施主様も上棟式で、準備されていることもあったり、とにかく調整が難しくなります
梅雨の時期は段取り八分してても、できない歯がゆさがあります(涙)
段取り八分とは、今でいう八割仕事に対して準備しておけば、その仕事はほぼ八割完成したことの
ことわざですが、
一日で終わる仕事があるとき、準備を簡単に考えて、当日、一つの道具、一つの材料が無いだけで、仕事が終わらなくなることがあります。ほんと建築では重要です。
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大工さんが終わるとたくさんの業者さんが入るので、順番に工事入れるように業者と打ち合わせして
短期工程表を作成します。しかし、ここでも天候や、職人さんの体調不良、前の現場の遅れ、材料の遅れなどでうまく予定通りには行きません・・・段取り八分で予定崩れなく行ければいいのですがなかなかそうはいきません。
(YOSHI)