日本の在来木造の大工さんのほとんどは、尺貫法と呼ばれる寸法で家を造ってます

現場の納まりで大工さんから電話があるときも、何尺何寸何分何厘て寸法で言われます・・・・

なので頭の中でメートル法に換算してその大きさを想像します。

学校では使ってない寸法なので、メートル法にしてくれればなんて思ったりもします。

DSCN4407

(↑曲尺(さしがね)も尺です)

大工さんに「何でメーター」で計算しないのと聞くと、

在来木造、建材も昔ながら寸法 尺貫法の名残の寸法になっていて効率がよく便利だから!とのこと

(建物ワングリット910とか、909で3尺)

DSCN4406

↑スケールも上が尺、下がメーターモジュールになっている物を大工さんよく使います。

(1寸=303ミリなので2寸、3寸と進むとすこしずつずれていきます。5寸で151・5mm)

DSCN4635

一メモリが大きいと間違えないくて良いのかも知れません

(メーター法だと一メモリ1ミリ、尺貫法だと1メモリ5厘=約1.5ミリ)

最近寸法でミリ以下の寸法が書いてあるとき、大工さんに「そんな寸法出せねーよえんぴつの

芯の太さで正確にでねーじゃねーか」なんて言われます!ごもっとも!

老眼の年になってくると尺の方がいいかなぁなんて思うようになってきました。

(YOSHI)