工務店に来てくれるお客様を大切に

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昨年も突然工務店を尋ねて来てくれるお客様がおられました。ご夫婦と小さなお嬢さんとで来られました。建築雑誌のチルチン人の樹の家が大好きで、
加賀妻工務店は知っていたそうです。土地を伊勢原市に購入し、建築資金が
少なくなってしまい、自然素材で作る樹の家は高く無理だろうと諦めて、自分達
の予算内で建ててくれる不動産屋さん紹介の工務店の家を見学したそうです。やはりお願いする気持ちにはなれず、思い切って加賀妻工務店を尋ねたそうです。
「壁も自分達で塗ります、インタ-ネットで安く買える物は揃えます、家は小さくても構いません」予算はこのくらいですがお願い出来ますか??と
話をしているうちに不思議ととっても楽しい気持ちになりました。
『家は小さくても構いません』この一言が嬉しかったです。私は家の善し悪しは
家の大きさでは無いと思っています。工務店は予算を合わせる為に家の性能や仕上げ材を下げてはいけないと思います。家は小さくても大きく贅沢に満足して暮らすことは出来ます。家を大きくしたために予算で苦しんでの家づくりは決して楽しくありません。・・・不思議なことですが、楽しんで家づくりをしたお客様の家を見たとき、そのことが家から伝わってきます。すごく幸せな気持ちになります。  そんな家をぜひ建ててほしいと思います。
・・・奥様から後で聞いたお話ですが、ご主人様と私の誕生日が同じ日でした。
これまた嬉しいかぎりです、ご縁を感じました。
・・・立派な住宅展示場も立派なカタログも無く、柱や梁や、床板や壁材のサンプルでごちゃごちゃした小さな町の工務店に来て頂ける、そんなお客様を大切
に思います。