知っておいてもらいたい事

【パプアニ-ギニアの原生林破壊に関わる日本市場実態】
日本は国土で比べれば世界第3位の森林国である。なのに国産材の利用率は20%です。日本から南へおよそ5000キロ南太平洋の国パプアニュ-ギニア およそ500万人の人々が、750以上の言語族にわかれて異なる言葉をはなし、豊かな原生林に頼って暮らしている。約3600万haもの森林が広がり、国土の3/4が森林に覆われ世界の総面積のわずか1%にも満たない地域に、全世界の世界の生物種の5%が生息すると言われる。こうしたパプアニュ-ギニアの豊かな原生林の大部分はすでに破壊されている。清水靖子氏著『日本が消したパプアニュ-ギニアの森』に詳述されている。搬出道路は小川を突っ切ってブルド-ザ-で無理矢理切り開かれ、劣悪な道路は、木材を無駄にし、水を汚染する。廃棄されたオイルはあちこちに散らばっており、タイヤのわだちに出来た水たまりは蚊の発生源となり、マラリアの発症を増大させている。地球規模の森林破壊の主役格日本!古代から存在している地球上のい広範な原生林のうち現在残っているのは20%にすぎない。原生林は多くの先住民族の人々に取って生活の場でありながらも、彼らの多くは地球上で最も貧しい、不利な条件に現在おかれている。先住民族の人々の生活を尊重せずに進められる森林伐採事業が、人々に、人権侵害、貧困、
疫病、その他の社会問題などを不当に強いています。伐採企業が警察官を買収し住民に暴力を振るっています。
遠隔地にある伐採現場における女性に対する人権侵害は、パプアニュ-ギニアのみならず世界中の労働組合の記録に残されている。これらの作業現場は、飛行機を使わなければ出入りが出来ないほどの遠隔地にあるケ-スが多い。一度現場に入った女性は企業の上司や企業に雇われた警察官との性交渉を強要される事が多い、と証言する女性は多。組合の役員は、女性従業員や幼い女の子が銃声で脅かされて性交渉を強要される事があるという幾つもの証言を集めた。妊娠した女性は堕胎をするか、現場から何の交通手段もなしに追放されるかのどちらかという選択肢を迫られる(2003年 australian conservation foundation より)過去30年間にわたって、パプアニュ-ギニアで産出された原木の60%以上は、日本へと運ばれて消費されてきた。現在は中国に次いで、2番目に大きな市場として日本に輸入されている。日本に輸入されてくる原木の南洋材のうちマレ-シアからのものに次ぐ第2位となっている、国内の公共の港湾では、パプアニュ-ギニアを含む他国で違法および破壊的に伐採された原木が、何の障害もなく大量に搬入されてきている。
そのほとんどが合板製造の為に使われている。・・・何故、こんなにもウッドマイレ-ジをかけても外材が安いか、それは、太古から有る原生林(植林育林された物ではない)先住民族 彼らの多くは地球上で最も貧しいのです。森とともに生きてきた人たちなんです。オ-ストラリアのタスマニアでは、1年間にサッカ-場2千500個分の原生林を含む森が伐採され、ウッドチップに加工されているが、日本はその90%を輸入しています。1年間で使う紙の量は、日本人250kg、ケニア人4.37kgです。〉
森を追われる!「森の人」マレ-語で「森の人」を意味するオランウ-タン。】
ボルネオ島、(インドネシア名、カリマンタン)島とスマトラ島だけに生息しているが、絶滅を危惧する声が強まっている。オランウ-タンの最大の生息地、ボルネオ島、(ボルネオ島は世界で3番目に大きな島、世界で一番大きな花ラフレシアの咲く島)茶褐色の川面をボ-トで1時間ほどさかのぼると、川べりの樹上で果実を食べるオランウ-タンに立て続けに7頭も出会った。ガイド兼写真家として生態を追ってきたシデ・プルデントさんは「用心深いオランウ-タンが川辺に姿を見せること自体が異常。人との接触を避けてはいられないほど、森林の生活の場が狭まっている。」とはなした。流域の森林は豊かに見えるが、川沿いにずっと続く幅数百メ-トルが保護区で、その外側の森林の大半は伐採と換金作物の油ヤシを植えるために刈り取られている。焼き畑が原因で毎年のように起きる森林火災も生息地を奪っている「このままではオランウ-タンは20年後に地上から姿を消してしまう」世界自然保護基金はオランウ-タンが危機的状況にあると繰り返し警告。過去100年間にマレ-シアとインドネシアで森林の80%が消滅し、オランウ-タンは90%減少、87年時点の調査で6万頭いたが、現在は2万5千~3万頭にまで減っている。
日本列島の68%が森林です。これは今も昔も変わりません。なのに国産材利用は20%以下です。世界の森林を破壊し続け、そこに生活する、すべての生きる物を苦しめ死滅させているのが日本です。とっても残念です。日本は現在の木材需要量約9千万立米のほとんどをになうほどの量があ利ます。森林蓄積は近年9千万立米ずつ増加し約39億立米にもなっています。
資源として100%自給自足出来ます。日本だけが国内林業を放棄している。