少し私の事

宅メ-カ-の富士ハウスが総額約638億円の負債を抱え自己破産をを申し立てた問題で、同社が請け負ったものの未完成で残された住宅については、工事を引き継ぐ業者を注文主が今後自ら見つけ、残りの工事代金も負担しなければならない可能性があることになり、波紋が広がりそうだ。
住宅完成保証は、住宅の施工業者が倒産した場合でも、完成に必要な費用を保証し、別の業者をあっせんする仕組み。住宅施工業者は、財団法人「住宅保証機構」に登録して同機構の保証制度を利用したり、会社で独自に保証制度を設けたりしているが、どちらも法令上の義務ではない。同機構によると、富士ハウスは同機構に登録していなかった。また、東京地裁に同社の自己破産を申し立てた弁護士は、同社の独自の住宅完成保証制度もなかったとしている。今、建築中の住宅も数百件あるといわれる。
(2009年2月2日 読売新聞)
1 平成21年2月28日までに完成し、引渡が可能になる予定である物件について 上記物件につきましては、破産管財人の下で富士ハウスにて建築工事を続行し、顧客の皆様にお引き渡しさせていただきます。この場合、皆様からは、建築請負契約に基づき請負残代金をお支払い頂くことになります。
2 工事が既に着工しており、平成21年3月1日以降に完成予定であった物件について 工事に着工しているものの平成21年3月1日以後に完成予定の物件につきましては、富士ハウスにて建築工事を続行することはできませんが、スポンサー会社にて建築工事を続行してもらう予定です。
スポンサー会社はほぼ内定しており、現在、詳細な条件について協議を重ねているところです。今週中には、改めてご連絡できる見通しです。
皆様におかれましては、追加の資金負担が生ずる可能性があり得ますが、できるだけ皆様のご負担が少なくなるようスポンサー会社と交渉しております。
3 工事未着工の物件について 工事未着工の物件につきましても、富士ハウスで建築工事を続行することは困難ですので、やはりスポンサー会社にて工事を引き受けてもらう予定です。
前受金の取り扱いについては、スポンサー会社と正式に合意した後に、詳細をお知らせいたしますが、300万円以下の金額につきましては財団債権として破産手続内で返還の対象とさせていただきます。ただし、返還時期及び返還可能金額につきましては現時点では未定ですが、1か月程度でお知らせしたいと考えております。
(2009年2月2日 富士ハウス HPより)
私がこの業界に入った当時、御三家と言われた「殖産住宅・太平住宅・日本電建」も姿を消している。又、ニッセキハウスや秋住も姿を消している。三井木材工業や野村ホ-ムは住宅部門から撤退して行った記憶がある。しかし私の廻りの仲間達には、借り入れも一切無く3代目、4代目と100年以上家づくりを営んでいる優良な工務店も沢山ある。
私の主だった仕事は営業だ、今年で18年もしてきている。住宅の営業を18年も続けている人ってそうは沢山いないだろうなと思う。妹尾さんは『歩くカタログ』なんて言われた事もある。・・・私は以外とシャイなので必要以外の訪問はあまり好きではない、
結構めげる時もある。特に初対面のインタ-ホンは緊張する。お客様からすれば、又どこかのひつこいハウスメ-カ-の営業マンが来たか!よけいなお世話だ!きっとそう思っているだろうなと思う?!しかし18年の蓄積で私の携帯電話にはお客様の名前、電話番号が220件登録されている。本当にありがたい事だ。お客様から本当に多くの質問を頂いてきた。でも不思議と会社の経営状況は聞かない、聞いてくれない。
なぜお客様は一番大切な事、依頼先の経営状況を聞かないのか?調べないのかと??
私が加賀妻工務店へ転職する時は企業信用調査の帝国デ-タ-バンクで調べた記憶がある。
      ・・・会長には言えません・・・