大手の倒産に波紋が・・・・

先般、当社ブログにも記載した通り、静岡大手の「富士ハウス」が先ごろ倒産しました。
YAHOO等の検索から、甚大な被害の内容がネットワーク上に展開されてはいますが、正直当事者と
して関わっているお客様が大変な思いをされていると思います。
タイミングにもよりますが、
①契約後に倒産して今後どうするかを考えている方
②契約後、既存宅を解体していざ新築をする際に倒産してしまった方
③上棟して、骨組みの状態で工事がストップしてる方
④完成間際で工事が保留になっている方
⑤建物が完成後に、今後の保証を心配されている方 等など
ネットワーク上では、「被害者の会」の発足が文言として書かれており、今後も様々な形で波紋を広げると考えられます。しかし、ここまでなる前に何とかならなかったのでしょうか?
何にしても、関わったお客様が気の毒でしょうがありません。
私は、営業の仕事をしており、やはり中には、大手さんが安心で、工務店にはちょっとと言う事で
何人かの方には、ご縁がなく断られた経緯があります。
その中で、5年前に、ご縁がなく取引が出来なかったお客様がいらっしゃって、その方からは、
大手の安心感や金額面でのサービスにより断られた事がありました。
所が、その方の建てたメーカーが引き渡し2年後に倒産し、去年の年末に近くで資料請求があった時に
家の近くを通った時に、何と表札の名前が違う人になっておりました。びっくりしました
最近は、やはりお客様の中では、建築業界全てが危ないとの認識が強く、今回の大手倒産に伴い、
更に不安感を募らせたに違いないと思います。
ただ、幸い私のお客様の中には、当社の様な古くからの大工の技術を生かし、材料を吟味し、拘りの
ある家造りを後世に残していって欲しいので、今後も頑張る様にお客様からゲキを飛ばして貰いました。
我々、工務店は建物を作って終わりと言う訳にはいきません。引き渡し後から長いお付き合いが始まります。
当社を選んで戴いたお客様や施工途中のお客様、引き渡したOBになるお客様に感謝をして、且つ責任を感じて今後も頑張って行こうと思いました。