難しい案件ほど腕が鳴る

不可能を可能にするプロ集団

リフォームを請け負ったある現場で、壁を取り払って空間を広げたいというお施主様がいました。問題は中央に立つ柱で、他のリフォーム会社に相談しても、どこも「構造柱だから抜けない」との返答で、半ば諦めかけておられました。加賀妻のリフォームは現場を知り尽くした大工が手がけますから、柱を取り払っても躯体の強度はそのまま維持できる構造を提案することができました。

建築を試験問題に例えるなら、新築は教科書に載っている王道の問題、そしてリフォームは変化球の多い応用問題に近いかもしれません。私たちは、難しい案件ほど腕が鳴る、住まいづくりに練達したプロ集団です。年月を経た構造と対話しながら、間取りの変更などの要望をかなえていきます。

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過去にはこんな難しい事例にも対応しました

【CASE1】正規の図面が無い既存不適格物件。

≪ご要望と現況≫

奥様が交通事故に遭いお身体を不自由にされたため、2階のLDKを1階に移したい。しかしながら、住まいの正規の図面がどこにも無く、正しくつくられているかわからない建物のため、他社や市役所では大規模リフォームは困難。「建て替えが必要」と言われていました。

≪加賀妻の対応≫

ご予算やお施主様の想いを汲み取り、何とか全面リフォームを行うことを決定。そこで取り掛かったのが、住宅をつくる際に必須となる、確認申請から取り直したこと。既存の建物を一から隅々まで調べ直し図面に仕上げ、正規の手続きで確認申請を取得。それをもとに、ご要望通りの大規模リフォームを実現しました。

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【CASE2】全焼した住宅をリフォームで再生へ。

≪ご要望と現況≫

全焼した火災現場(火災保険の「全焼」が適用された物件)。施主から、「築10年しか経っておらず、全部壊して建て直すお金が無い…」と言われたため、リフォームで再生することに。

≪加賀妻の対応≫

木は表面が炭化すると、逆に中まで火が浸透せずに構造強度の核心部分は生きているケールが多い。その状況を見極めながら焦げた部分を削ったり、臭いを脱臭したり、問題がありそうな構造は一部入れ替えるなどの対応を実施。構造面をしっかり再生した後に、内装を仕上げて無事にリフォームは完了しました。

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