ラスト献血、70歳一つの仕事をやりとげた、

ついに70歳となってしまう。
献血は64歳までがリミット、永年の経験者は70歳まで献血が可能である。
昔の輸血は売血に頼っていたため、売血者が頻繁に売血をするため血液が薄まり黄色の血液が輸血用に使われることもあったようです。
売血者は鉄粉を飲み血液の比重を上げて採決をさせたとも利いています。
その後貯血制度ができ私の貯血は祖母のために使い祖母の命を繋いだこともありました。
苦労して満州から引き上げてきた私の義理の父は酒乱であり酒が飲みたくて良く売血をしてその金で酒を飲んでいたと亡き母より聞かされていました、そのような生い立ちから私は酒を飲まない棟梁となったのです。
少し本題から離脱、縁あってライオンズクラブに入会して32年のキャリアを持つ私の目標は自分の年齢と同じだけの献血提供をすることでありました。
(現在は売血も貯血制度も廃止され善意の献血だけが輸血に使われています)
私の誕生日が昭和14年8月24日ですから今回の献血が最後の献血となってしまい達成感もあり一抹の寂しさが更に勝り一瞬涙がこみ上げてしまった。
献血は女性で6ヶ月に一回、1年に2回・男性は4ヶ月に1回で1年に3回まで献血可能であり私は32年をかけて70回の献血を達成することができたのでした。
健康であったからできた記録、ご苦労様、自分に。支えてくれた家族に、健康な身体に生んでくれた偉大な母にはありがとうと言おう、お陰で目標達成できました。
私にとっては大きな誇れる実績である。