暮らしを守る工務店だから、100年先ものれんを守る義務がある

最近築年数の古い建物の耐震診断や欠陥住宅の調査依頼が多くあります。
調査に入り真っ先の質問はこの家を建てたのは何処の工務店?ですか。
施工者名を知れば隠れた技術が見えてくる年期の入った棟梁のなせる人脈、知恵なのだ。
名を聞けば居住者にはお気の毒ではあるがほとんどの工務店は今はない。
道楽に走り天職転落、経営難で夜逃げ、技術不足で仕事なく転職、後継者に恵まれない、バブルにおぼれ自らあの世へ、等々廃業原因にいとまなく工務店は半世紀生きられない!
幸い、我が一族は3本の矢、地味で、質素で、控えめで、その上謙虚で人間愛も豊富です。
苦難誘惑乗り切りのれんを育て50年、創業100年祭も夢でない先ずは私の100才祭ぞ。
工務店にはOB様や地域住民の暮らしを守る義務があります、
そのためにものれんは100年先も守って行かねばなりません。
湘南の伝統ある老舗として育て守るべきのれん、
妹尾社長に託し、社員の皆さんに求める思想実践10箇条とは。
加賀妻工務店創業50年の軌跡から創業100年を見据えた老舗工務店がユーザーへ果たす義務とは、善良な後継者を育て内部留保に心がけ50年先も生き残り地域の暮らしのメンテナンスサービスをやり遂げることなのです。
この活動継続が地域社会の信用となり頼られる存在となり地域一番ののれんとなります。
信用一朝一夕でならず、先ずは社内を正常な環境に、身近なことから始めましょう。
地域1番店を目指し地元に密着した姿勢、近隣行事への積極的な協力、参加を心がける。
新規業者の採用には一定の基準を定め会社の理念をたたき込み、承認をえて試用からGo
功労者や長期取引業者は大切に礼節をもって接し仕事配分にも配慮のこと。
先ずは運命共同体本体の垣根を取り払う、決して垣根を作らない。
なに人においても差別偏見の撤廃、先入観を捨て見捨てず我が身を手本に育てる愛情を。
人なりを認めあい、欠点を補いあい、心の高揚からわき出す総合力を求める。。
挨拶の奨励 笑顔の挨拶 人より早い挨拶 礼を持って挨拶 挨拶は起立して行おう。
ワンパワーを避け総合協力体制で営業実績を高める工夫をしましょう。
営業に王道なし努力工夫し実績あげるのみ、但し他の部門はマニアルにそって行動する。
不満、不便その他難解に遭遇したときには迷わず自分の言葉で前向きに代案迷案愚問歓迎、恐れずボトムアップで直属上司と思える人へ進言をしましょう。
同時に社長、会長へもそれでだめなら賢く会社を見切り我が道を行くもやむなし!
以上