耐震診断依頼者からテニスに誘われた

私の得意技は耐震診断と耐震補強、昨年末市役所の耐震相談会に訪れたTさん、緊急に耐震診断を依頼され、診断の結果は阪神淡路大震災クラスの地震、震度7で倒壊の可能性ありとの診断結果であった、クリスマスまで24日、その日までに家をそっくり耐震改修して欲しいとの依頼に一瞬躊躇したが事情を伺い暮れの忙しい時では有ったが突貫工事を引き受け職人衆の協力を経てどうにか約束を果たし24日ぎりぎりではあったが倒壊しないレベルに耐震改修する事がことができたのである。
耐震診断並びに補強設計、施工に至るまでの作業は責任の重い特殊技術を持って初めて果たせる任務ですが中には資格があるからと木構造も知らず施工経験もない級建築士が携わることがありますが多くの被災地での悲惨な状況を知る私にはとても恐ろしいことのように感じられます。
先にも述べたが、耐震診断や改修工事は費用もかかるため依頼されて初めて手がけられる作業ですが、いざ地震が発生してしまえば依頼されなくても自発的な救援ボランティアで行動に移すことができるのである。
我々工務店でなければできない人命救助、地震発生時には大工の知識経験を発揮するときでありその瞬間がもう近くまで来ているのかも知れない、その日のためにブルーシートや木材切断用のエンジン付きのチエンソー、ジャッキ、金テコ、発電機の準備を進めておこう。
突貫改修工事がご縁でテニスの話題からお互いテニスの趣味があることが分かり手合わせをする事になりました。
去る土曜日の午前・遠藤パブリックテニスコートにて久しぶりにラケットを握ったがキャリア30年の私であるが毎週テニスを楽しむ彼らグループには歯が立たなかったがフットワークだけはひけをとらなかったのが今後の自信につながった。
ちなみに私が年齢的には70才で最高齢者であったことも誇りである。
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※新しく購入したテニスエルボを防ぐ衝撃吸収ラケット!
  ☆バックは、キャリア30年のお付き合い
  ☆シャツは加賀妻グループ用
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