銭湯で知らされた、私の知らない嬉しかったこと!

最近は産業廃棄物(リフォーム工事の腐朽廃棄木材等)の処分費用が馬鹿にならない、一月に50万円~60万円程が塵の廃棄費用として支払われています。
昔は街のお風呂屋さんが燃料として廃材を回収し、見返りに映画の招待チケットをくれたものですが最近は風呂屋さんも街から消えてしまい、代わりに石油を燃料とする大型のスーパー銭湯が現れ、貴重なエネルギーになり得る建築廃材は産業廃棄物との汚名を着せられ厄介者とされ高額の処分代を払わされ処分されるのです。
たまたま通過した辻堂駅西口に昔懐かしの、のれんを下げた銭湯があるのが目に入ったので、日を改めのれんをくぐり阪神大震災時に神戸の被災地で行列をして入った銭湯以来、十数年ぶりに大衆浴場(街の風呂や)の番台に座っている老婆の店主に風呂代を払い入浴したのです、風呂賃は450円と変わってはいたが中は何処にでもあった銭湯と変わらない懐かしい雰囲気であったのです。
壁の一面に大きく描かれている富士山の絵、壁の向こうの女風呂には駒ヶ岳の絵が吹き抜けの壁越しに垣間見ることが出来、境の壁には弥次喜多道中記の相模川の渡し風景が描かれていたのです。
銭湯ののれんをくぐった目的は風呂を沸かす燃料に建築廃材が使えないか相談を持ちかける為のきっかけ作りの入浴で成果の程は大成功、建築廃材は大衆風呂を沸かす燃料としてお役に立てることになりました。
(塵と捨てられる資材が燃料となり風呂屋も助かり加賀妻工務店も廃棄処理代が節約で双方に取って良い結果となりました)
こんなサプライズが
訪問者が加賀妻工務店オーナーと知った店主より思いがけない言葉が返ってきたのです、
【あの有名な加賀妻工務店ですか、藤沢では加賀妻さんを知らない人はいませんよ、とても評判の良い工務店ですね】ですって。