2012年05月23日(水)

東日本震災・筑波北条竜巻災害、続く人災の恐れ

阪神神戸大震災の時も今も被災地には多くのボランテァや善意が集結して復興に貢献していることはホットなニュースとして報道されていますが繰り返される人災に心痛むのです。 今周囲から建設に携わる職人さん達が消えてしまっていることを御存知だろうか? 原因は一部の大手リフォーム会社、建設会社、プレハブメーカーが職人狩りをしているのだそうです。 復興地では建築知識がなくても仕事が取れる事を良いことに、にわか建築職人に仕事をあてがい多くの仕事をその場しのぎで消化させ結果として経年を経る迄もなく欠陥住宅として世にでてくるの... [ 続きを読む ]

2012年05月18日(金)

筑波の竜巻で感じた事

偶然なのかテレビで放映された建物の崩壊に疑問を持ち被災地へ、ついたところが北条地区、被害の状況は前述したが再度思い起こすと崩壊した建物は何れも工事期間の短い事を売りの一つとしている工法の建物であった。 一つはプレハブ工法の家、一つは2×4工法の家、倒壊と表現するよりは崩壊してしまった建物、どちらかと言えばローコストとで建てられたであろう建物と推察した。 多分基礎着工から完成まで一つは45日一つは60日間程度で完成したであろう工期短く施工された建物であった事は、倒壊建物の履歴が偶然同種であったのだろうか? ... [ 続きを読む ]

2012年05月07日(月)

筑波の竜巻見聞録

まさかが又も訪れた! 東日本震災の時と同じ疑問が脳裏を走り、被災地の筑波山の登山口つくば市北条地区へは秋葉原から特別急行で45分で筑波駅へ、北部シャトルバスに乗り換え北条地区へ1時間、延べ3時間の異動、被災地に近づくにつれ道路が混雑し緊急自動車の赤い車両が目につくようになった。 到着後即、建築士事務所協会のジャンバーと建築調査の腕章ヘルメットを身につけ気になっていた、ベタ基礎が裏返しになり建物が粉々に砕けてしまった住宅の調査に取りかかった、 2階建ての建物が砕けて原型を残さず下敷きになり、重いコンクリート... [ 続きを読む ]