木工教室
毎年、茅ヶ崎市内の数校の小学校の授業の中で2時間、木工教室をお願いされています。先生に金槌だけは子供達に持たせて下さいとお願いするのですが、びっくりする事に、半数以上の子供達の持参する金槌は新品です。日曜大工なんて死語なんだな~、とちょっとした事も家ではやらないんだな~とちょっとショックでした。
当日は大工さんは現場お休みです。社員も全員参加です。後日、子供達の寄せ書きを頂きます。感動冷めやらず、いっきに書き上げた文章だな~と伝わってきます。
3年生の子供達、200人近くでカンナで木を削り、クギを打ち、ノコギリを引き、最後は工事現場で出た木っ端で、自由な作品作りです。トンカチで指を叩いて血豆を作ってしまう子、ノコギリで指を切って泣いてしまう子、しかし、作業は止まりません。トイレに行く子供達はいません。
地域工務店として、子供達に物を作る事の素晴らしさ、職人さん達とふれ合わせること、大切なことと考えています。あわよくば、将来加賀妻工務店に大工さん希望で来てくれたらと願っております。頑張って続けていきます。
市民祭り
アースデイ(地球環境を世界で考える日)環境問題を真剣に考えた家づくりは結果、自然素材で不健康にならない家づくりになります。
1年分の現場の端材、国産材の床板、国産材の天井板、ただ廃棄処分にしてしまえば、ダイオキシンや地球温暖化の最大原因の二酸化炭素の発生源になります。日用雑貨店で買えば何百円、もったいない、地域の皆さんに喜んで頂ければ、嬉しい限りです。
木材は産廃ではありません、リサイクルできます。コンクリートや化学断熱材は消費すればするほど地下資源の枯渇を早めています。まさしく消費すれば消費するという事です。
地引網大会
茅ヶ崎海岸にて、老若男女、楽しい事は楽しい、秋には、感謝の気持ちを込めて、みんなが参加出来る網引きです。もちろん職人さんも参加です。
子供達の宝探しゲーム、ビーチサンダル飛ばし、焼きそばに焼き鳥におにぎり…あれ~何々さん、加賀妻工務店で建てたの~ってなことがあったりで、今年は450名が参加して頂けました。ありがたい事です。
社長の目標はお客様1000名です。1000人のお客様といっしょに地引網が出来るようになれば、湘南地域の工務店として価値有る工務店の仲間入りが出来るのではないか、そうなりたい。と願っています。
大地震被災地の応急危険度判定支援
平成16年10月23日に発生した新潟県中越地震で、応急危険度判定士として被災地の支援を行いました。応急危険度判定とは震災建物の状態を調査・診断するものです。
一般的に木造住宅建築は耐震性に弱いといわれています。しかし、大地震で倒壊した建物の多くは、現建築基準法からかけ離れているもので、現建築基準法に準拠した木造住宅の倒壊は皆無でした。
これは現行の基準法が間違いでなく今後地震による倒壊は人災で無い限り起こりえない程、我が木造住宅は進化してきたのだと確信し自信を持ち安心して供給していけると判断しました。
しかし、外見は問題ない木、鉄、石の建物であっても内部では家具が飛び食器類が壊れ足の踏み場が無くなる始末ですから、地震国日本に住みこれから起きる地震から家族を守り安全を願うには、
免震装置を備えた住宅を造り、そこに住むのが一番だと思います。
その上で欲を言えば、公的ライフラインに頼らない太陽光発電や温水装置、風力発電、雨水回収タンク(天水)を備えれば地震恐れずに有らず。