秦野市東田原H邸

「全開放サッシ・障子のある直天井の住まい」

秦野市の丘の上の住宅地の一画にあります。構造・温熱性能・風の通りに徹底的にこだわりました。

外観は南面に間口を広くとったシンプルな切妻です。玄関ポーチはピロティー式として、落ち着いた雰囲気とし、玄関とその北側のパントリーへと風が抜けるように欄間を設けています。

全開放サッシと引込障子を組合せ、さらにサッシも外壁内に収納できるように大工さんに造作してもらいました。和室とリビングの境も障子を開放できるように徹底しています。

キッチンは造作としてパントリーから勝手口へつながります。水廻りのトイレ、洗面もゆとりのあるスペースを心掛け、浴室は桧板張のハーフバスを取り入れました。

2階は3部屋と納戸・WIC、木製デッキを用意しています。内装材料で2階の床をJパネルの直天井仕上げとし、剛性をさらに高めています。

障子の柔らかな空間とJパネルの剛の素材がうまく融合した空間となっています。

竣　工：	2015年10月
敷地面積：	198.94㎡（60.0坪）
1階床面積：	56.31㎡（17.0坪）
2階床面積：	57.96㎡（17.5坪）
延床面積：	114.27㎡（34.5坪）
大　工：	岡野雅春・松本涼太