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藤沢市村岡東I邸
「木・左官壁・障子の内外で融合する住まい」
住宅造成開発地の一区画です。高さ制限や建蔽容積率の厳しい中、出来るだけ小さな佇まいながら、木と左官仕上げのバランスの取れるように心掛けました。具体的には出来るだけ建物の高さを下げ、寄棟の屋根にサンルームの下屋が張り出して中庭を作っています。
2階は建具高さ1900mm、1階も梁を見せて高さを抑えています。玄関廻りとサッシ回りに杉を用いて化粧して塗装をかけています。小さな佇まいながらも、雰囲気のある建物になったと思います。
内部は障子・珪藻土・杉床と、いつもの仕様です。1階にファミリークローゼットと3帖の畳間もあり、畳間は天井いっぱいの収納可能な障子で仕切れます。張り出したサンルームへの入口と中庭に出れる大開口の障子を一体に考えた障子の割り付けとしています。
2階は2つの子室と寝室と書斎コーナー、屋根裏を利用したロフト収納があり、コンパクトな間取りながらたくさんの要素をもつようプランしました。
竣 工: |
2016年3月 |
敷地面積: |
123.97㎡(37.43坪) |
1階床面積: |
55.61㎡(16.79坪) |
2階床面積: |
43.06㎡(13.0坪) |
延床面積: |
98.67㎡(29.79坪) |
大 工: |
小林拓 |