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小田原市開成町S邸
「富士山を臨む家」
小田原の田園地区の住まいです。敷地西側には富士山が望め、田園が広がります。計画としては、眺望を最大限に生かすこと、土間のある薪ストーブの住まいが求められました。建築面積の関係で平屋にはなりませんでしたが、小さな2階を大屋根の中に配置しました。切妻の大屋根を西日から守るように下ろし、その屋根の下に一段上がる居間と、全開放サッシでつながるウッドデッキ、土間の薪ストーブコーナー、ダイニングキッチンを配置しています。また、プロジェクターを投影する白い壁も計画しました。大屋根の両サイドに、平屋の水回り・寝室を張り出しています。アプローチは平屋の屋根を繋げて、招き入れるような形とし、植栽と踏石で演出しています。居間の開口部は障子・サッシを全開放出来るようにして、舞台のようなデッキ・田園へとつながります。2階は将来間仕切れるようにオープンな空間に仕上げています。その他、ステンレスカウンターの造作キッチン、木の洗面カウンター、アイアンの手すり、低い天井のPCコーナー等々、見どころのある住まいです。
竣 工: | 2020年6月 |
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敷地面積: | 300.45㎡(90.70坪) |
1階床面積: | 88.32㎡(26.66坪) |
2階床面積: | 28.15㎡(8.50坪) |
延床面積: | 111.37㎡(33.62坪) |
大 工: | 石田昌弘 |