敷地は大磯町東小磯。周囲に緑と古い住まいの残る落ち着いた土地です。周辺の緑にとけ込むように外壁は杉板張りとし、軒を深く出しながら高さを低く抑えています。内部は床を杉、壁は珪藻土、天井は紙クロス。吹き抜けの天井は木質感を出したかったのでシナ。蔵書が多いので、書斎と居間を仕切る本棚を1階から2階まで通し、階段を添わせています。階段は鉄骨階段で仕上げています。高さを抑え、2階の天井高さは低いところで1800mmです(書斎・寝室)。