古井戸の息抜き

昨日は早朝7時より地鎮祭が執り行われた。
工事担当は我が子雄介、後見役の先輩の支えで何とか段取り整い可もなく不可もなく挙行できた。
昔は4方に立てる竹を手に入れるのに苦労したことが懐かしい。
最近では地祭りも定価制となり青竹4本、しめ縄、砂山、3界(海、山、野)の珍味と祭壇、祝詞セットで35000円~50000円全てのセレモニーが終了、準備~片付けまでがおおよそ60分の所要時間です
今回の地祭りでは敷地内に古井戸があるため特別に井戸に対する祝詞をあげて頂いた。
施主の考えでは古井戸は埋めてしまう計画のようであったが関係者の提案で井戸は埋め戻さずに息抜きを付け地表より下面で蓋をして残す方向で進めると雄介より説明を受けた。
これはとても良い提案であり大震災時、干ばつの時大いに役立つ貴重な財産である。
井戸を埋め戻す時は、(梅と葦)を供え埋めるのだそうだがどうやら(梅と葦は埋めて良し)と言うことのようである。