地祭り(地鎮祭)

今月に入ってから出席した三度目の地祭りが鎌倉長谷大仏の裏山で挙行され担当した設計者、営業担当者、工事担当者と私を含め四名お施主様のご家族が可愛いお嬢さんを含め三名、神主さんは日本の国の氏神様・さるたひこの尊をまつる猿田彦神社の宮司様、本日の神主さんは絶好調、流暢に祝詞をあげる声は澄み渡り鎌倉の森林に響き渡りさぞかし天の神様に願い事が届いたに違いないと感じつつ30分ほどの式典に立ち会った。
それにしても半月足らずの間に地祭りを三度も立ち会えるとは現在の不況下においてなんと幸せな事か、個性のまるで違う二人の営業担当者には感謝感謝、多くの工務店から彼らを信じ指示して頂いたお施主様にも又々感謝感謝の気持ちであります。
それにしても人生色々、地祭り前前日に営業担当者の母上危篤の報で新幹線に飛び乗った彼は母の安定昏睡を見届け地鎮祭式場へ舞い戻り、式典を済ませトンボ帰りで新幹線にて母の病床へ向かった最後の別れになるであろうが悔いのないよう最善の心で天命を受け入れて欲しい。
私もこの春、母の旅達に立ち会った、親孝行は気の付く限り最善充分にしていたつもりであったがそれでも、孝行したい時には親はなしである。
後悔先に立たずである。